切手のコレクション可能です。
記念切手は、専門家の場合特殊切手と呼んでいます。
毎年同時期に発行されるものや、シリーズもの、公的性質として発行されるものがあるためです。
例えば、 次の通りです。
・切手趣味週間(毎年4月20日頃)
・ふみの日(毎年7月23日頃)
・国際文通週間(毎年9月下旬〜10月上旬)
・年賀(毎年11月上旬)
・シリーズ (アニメ・ヒーロー・ヒロインシリーズ、世界遺産シリーズ)
・南極地域観測事業開始50周年
・2005年日本国際博覧会郵便
・特別史跡キトラ古墳寄附金付郵便
・国際交流・親善
・切手趣味週間にちなむ郵便
・日本映画I (懐かしの名作)郵便
・日本映画II (現代の名作)郵便
・第9回いけばなインターナショナル世界大会 (いけばなインターナショナル創立50周年) 郵便
2007年度の特殊切手発行内容を次にまとめました。(詳細は、郵便局へ確認ください)
1月23日(火) 南極地域観測事業開始50周年
1月23日(火) 南極地域観測事業開始50周年(シール式)
2月23日(金) アニメ・ヒーロー・ヒロインシリーズ《第5集》
3月23日(金) 世界遺産シリーズ《第2集》
4月20日(金) 切手趣味週間
5月23日(水) 2007年日印交流年
6月22日(金) アニメ・ヒーロー・ヒロインシリーズ《第6集》
7月 6日(金) 世界遺産シリーズ《第3集》
7月23日(月) ふみの日
8月23日(木) 第11回IAAF世界陸上競技選手権大会
9月28日(金) 国際文通週間
10月 1日(月) 民営会社発足
10月23日(火) 2007年ユニバーサル技能五輪国際大会
11月 1日(木) 平成20年用年賀
12月 3日(月) 干支文字切手
郵便事業は、2007年10月01日より、郵政省が無くなり、公社として新しくスタートしました。
郵政民営化関連の法律では、郵政公社を以下の6つの組織に分けています。
(1)日本郵政株式会社(JP 日本郵政)
郵便事業株式会社・郵便局株式会社の全ての発行済み株式を保有・管理します。
(2)郵便事業株式会社(JP 日本郵便)
郵便業務・収入印紙の売りさばきを行う。
(3)郵便局株式会社(JP 郵便局)
郵便局・郵便窓口を通じた窓口サービスを行います。
(4)郵便貯金銀行(JP ゆうちょ銀行)
従来の通常郵便貯金などを郵政公社から継承し、郵便貯金業務を行います。
(5)郵便保険会社(JP かんぽ生命)
生命保険業務を行います。
(6)独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構
従来の郵便貯金契約(通常郵便貯金などを除く)・簡易生命保険契約を承継・管理します。
それでは、話題を変えて切手を発行する基準となる考え方を作成した経緯を調べてみましょう。
特殊切手は、本来の目的である国民の記念すべき重要課題を内外に広く周知するという趣旨があります。
しかし、以前は、単に収益のみを追求するいわゆるもうけ主義、
ということで発行されているような感じがありました。
郵政省の特殊切手発行基準はどのようになっていたのでしょうか?
また、発行はどんな過程を経て発行されるのでしょうか?
平成三年度の基本的な考え方として、本来の発行目的は、
要するに文通振興のための重要な手段として発行していました。
社会的、文化的、国際的に重要な意義を有していますので、
その適正な発行政策を進めて手紙文化を振興させるということが
郵便事業の重要な使命、となっていました。
また一方、その発行に当たっては、
その販売収入がやはり郵便事業財政にとって大きな貢献をしていますので、
そういったことから、利用者の関心と理解と協力を
一層得て増進を図らなければならないという観点がありました。
そこで、これまできちんとした発行基準というのがありませんでしたので、
平成二年一月に、これまでの考え方とか実績を整理し、新たに発行基準を作成し、
これを公表いたしました。
現在それに基づいて発行することになっていると思われます。
その具体的な発行手順は、以前は、毎年各省庁ごとに対して
発行に値するような記念事項等を照会していました。
発行要請があった事項について、先ほどの特殊切手発行基準に基づいて個別に審査検討する、
そして時代の要請、発行製造能力等を総合的に考え、年間発行計画を策定されていました。
なお、そのデザインの具体的方法は、発行趣旨、
目的に照らして丹念に企画、構想を行い、これに即したデザインとするように、
その発行にかかわる行事等の関係者と打ち合わせを行い、
原画を作成するほか、部外の一流のデザイナー、画家へ委託、
あるいは一般公募するなどして、それぞれの方法の長所を生かして原画を作成し、
必要に応じて部外の専門家により時代考証等も行った上で、
郵務局長の責任において最終的に決定されていました。
郵政公社になってからもこの方針が引き継がれることと思われます。
切手コレクションURLは、次のリンクから
切手 コレクション URL
切手は、自宅などに届くはがきや封筒に貼ってあります。
郵政事業の推進の成果として、興味を惹くように作成されています。
その結果、見ていると、興味が出て来て、はさみで切り取り、保存している人が多いと思います。
デザインに関心がある人や、自分の趣味やファン(例えばビートルズ)の場合、
見ると欲しくなりますネ!
最近は、ボランティア団体で使用済み切手を収集し、
海外医療のために支援活動をしているケースがあります。
「チリも積れば山となる」、と言って頑張られています。コレクションの事業化です。
コレクションの動機は、様々です。
主に、なんとなく、見ていて興味が湧いてきた結果、美しいので、収集する場合が多いと思います。
切手デザイナーが意図したように心が動かされた結果ですネ!
例えば、自分の興味のあるクラシックカーの切手なんかを集めようかな!!
と思ってコレクションを開始する方もいます。
デザインが優れている場合、このようになるようです。
職場で外国(例えば中国)との取引があるため、珍しい切手を見る機会があります。
特に、正月には、毎年、真紅の色を多用したカラフルな模様の切 手が貼られています。
人によりますが、珍しさに、見入ってしまうこともあるかも知れません。
興味が湧いてきて、収集・コレクションを開始する人の気持ちが理解できますネ!
外国の場合もお国事情が似ているせいでしょうか、すばらしく美しい作品となっています。
一方、古い味わい深さを大切にする人も多いと思います。
古くて希少価値が出てきた切 手も気になる存在ですネ! コレクションにも熱が入ります。
・ 人気俳優
・ 人気ドラマの主人公
・ 人気歌手
・・・ファンの場合、切手コレクションの衝動を抑えることが難しいかも知れません!